東京女子医科大学 八千代総合医療センター 小児科外来待合ホール及び外待合廊下にて、「夢のこども病院」展を開催しました。


産学協同プロジェクトの一貫として、医療建築の第一人者である中山茂樹千葉大学教授(工学部デザイン工学科)と中山研究室に所属するマレーシア留学生らのグループによって企画された、全国に入院する小児患者の子どもたちが描く「夢の病院」の絵画展を招いて、2ヶ月毎、3回の展示替えを行いながら半年間の展覧会を開催しました。
「お母さんが泊まれる病院」「お友達と遊べる病院」「痛くない病院」…など、子どもの描く作品の数々は、それを 見る大人たちの心に響き、保護者、医療人、病院スタッフ、我々の多くにふとした「気付き」を与えるものでした。
このように院内空間を利用して大学の研究成果の1つを展覧会として招き入れることが、空間を彩るだけでなく、 大変意味深い機会をつくりだすことにつながったと感じています。