ワークショップ①
先日TRAUMARIS SPACEにてワークショップに参加しました。

作家小木曽瑞枝さんの新作展示「花蜜標識ネクターガイド」にちなんで、小木曽さんと実姉が手がけるバッグブランドユニット Runtorget によって開催されました。テーマは「オリジナル“KAPPO BAG”を作って大手をふって闊歩する! 」です。

小木曽さんならではの北欧テイストのモチーフと、様々な色や素材の端切れをペタペタとコラージュし、オリジナルバッグを作りました。モチーフと端切れのレイアウトは無限であり、私も同行人も創作意欲に火がつき、ほぼ無言で制作に集中していました。手元の制作に集中し他のことは考えず無心になることが、日常生活の中で意外とないので、終わってみるととても清々しい気持ちになり、気分転換できました。

仕事で病院のアート計画に関わることが多いのですが、アートが利用する人達の心を癒し、不安を取り除くような存在となるためには、恒久的な作品を置くだけではなく、こういったワークショップのような働きかけも一つの方法なのではと実感しました。手を動かし、創作に集中し無心になることで、否が応でも感じたり考えてしまうことから開放され、少しでもリフレッシュすることができるのではと思います。こういったきっかけづくりも今後提案していきたいです。

その後、制作したバッグはというと、大容量ということもありA3図面も悠々と入るので、仕事でかなり活躍しています。

春にまたワークショップが開催されること、心待ちにしています。

担当:平尾