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北海道立子ども総合医療センター・療育センター コドモックル

Hokkaido Medical Center for Child Health and Rehabilitation

北海道立子ども総合医療・療育センターのアートワークは、オリジナリティと統一感をもった環境をつくるために、以下に重点を置き計画を進めた。1.施設全体におけるストーリーづくり(“コドモックル”の設定)
2.ワークショップの開催
3.建築、色彩、インテリア、サインとの調和その上で、北海道らしさに着目し、北海道の木材を使ったクラフトワークや地元アーティスト、デザイナーを積極的に取り入れた。まず、先駆けて行われたワークショップでは、アーティスト磯崎道佳氏主導のもと、子ども達が自分の姿を模った分身を作り、大きなドームに浮かばせた。そしてそのイメージを外構のモニュメントや内装のアートワークへと展開し、院内で生活する子どもたちにとってもっとも身近なアートワークとなった。そのほかに、北海道の木材や生息する動物をモチーフとしたオブジェなどを病院内に配し、まるで森にいるような、親子で楽しく過ごせる癒しの空間を演出した。
また木材を多用したことから五感をつかったアートワークとして、めくれるアート、触って確かめるアートのほか、家具や遊具、からくり時計などを計画。隅々まで考えられた心のこもったアートワークが病院全体にゆきわたり、こどもたちを優しく包み込んでくれている。

DATA
施設名称
北海道立子ども総合医療センター・療育センター 「コドモックル」
建築主
北海道
所在地
北海道札幌市手稲区
主要用途
病院
完了年度
2007年8月(2007年9月オープン)
建築設計
株式会社久米設計、株式会社創建社
アートディレクション
株式会社タウンアート
アーティスト
五十嵐威暢、クリエーション工房、磯崎道佳、玉村幸子、平田まどか、若野忍、早見憲二、中村ケンゴ
その他
病床数:215床