インテリアのテーマと調和したアート計画
産婦人科の専門病院として女性が快適に過ごせるように配慮されたインテリアのなかで、アートはホスピタリティを象徴するものとして計画。「こもれび」をテーマに清々しい空間演出を行っているエントランスホール、子どもたちの不安を軽減するよう動物たちがにぎやかにお出迎えする小児外来、いのちを育む幸せを共有する産科待合、実りを願う不妊待合など各所のテーマや部門特性にあわせて、アートを展開。また入院フロアでは各階ごとにハーブフラワーをテーマカラーとして設定し、アートのモチーフとしても取り込むことでインテリアと調和し、明快で居心地のよい空間を創り出している。
DATA
- 施設名称
- 医療法人 清慈会 鈴木病院
- 建築主
- 医療法人 清慈会 鈴木病院
- 所在地
- 愛知県豊田市
- 主要用途
- 病院(産婦人科、小児科)
- 完了年度
- 2013年3月
- 建築設計
- 株式会社日建設計
- アートディレクション
- 株式会社タウンアート
- アーティスト
- 井上絢子、小木曽瑞枝、すぎはらけいたろう、古門圭一郎 (50音順)
- その他
- 内装設計:株式会社日建スペースデザイン、病床数:68床