PROJECT/

天使病院 周産期母子センター

Tenshi Hospital Prenatal Medical Center

天使の庭

「高度な医療」と「安らぎの環境」の融合で‘安心’と‘癒し’をもたらす

100年の歴史を持つ天使病院では、2014年秋の新病院グランドオープンを目指し、地域周産期母子医療センターとしての機能を強化・充実させ、より高度な医療を提供すると同時に、さらなる社会貢献として安らぎを融合させた環境づくりに向けてアート計画を取り入れることとなった。
医療で与える安心と信頼をベースに、院内各所にちりばめられたアートワークで、来院者へ向けた心あたたまる癒しのメッセージを響かせ「安らぎ」や「癒し」の効果を高めて、ストレスの軽減を試みている。

Ⅰ~Ⅲ期の建築計画に沿った、総合的なアート計画

四季折々の自然、緑の取り込みとして中庭やライトコートを配置、北海道ではまだまだ前衛的と言える屋上緑化も積極的に取り入れるなど、来院者の身近なところに陽だまりやぬくもりを創出する建築計画に沿って、アート計画においても 『天使の庭』を全体コンセプトに掲げ、Ⅰ期からⅢ期に其々 「詩」「庭」「夢」のテーマを設定。自然の細やかな表情を、庭を散歩するように身近に感じてもらえるよう心がけながら、院内の総合的な環境づくりを行った。

周産期母子センター/女性と子どものための試み

産婦人科のアート計画では、北海道ゆかりの草花をモチーフに描き、そこに込められた花言葉で励ましのメッセージを伝えるなどポエティックな表現を取り入れ、加えて人工照明による屋内壁面緑化やアロマを用いた芳香空間計画などにも取り組み、植物の生命感や季節の変化を感じられる新たな癒しの環境づくりを試みた。
小児科のアート計画では子どもたちにとって身近でわかりやすいモチーフを用い、移り変わる季節の情景を描くとともに子どもの好奇心を誘い、想像力を育む「小さな発見」を散りばめている。

DATA
施設名称
社会医療法人 母恋 天使病院
建築主
社会医療法人 母恋 天使病院
所在地
北海道札幌市
主要用途
病院/周産期母子センター
完了年度
Ⅰ期:2012年4月
ⅡⅢ期:2014年3月
建築設計
株式会社久米設計
アートディレクション
株式会社タウンアート
アーティスト
Ⅰ期: 岩本拓郎、岡理恵子、木俣創志、清野泰行、小林俊哉遠山香苗、他2名
ⅡⅢ期:井上絢子、岡理恵子、奥田文子、田村久美子、豊嶋敦史、松田重仁
施工
西松建設株式会社
その他
病床数:260床、サイン制作・施工:株式会社シープ