PROJECT/

公立昭和病院

Showa General Hospital

 生命(いのち)の森づくり

北多摩北部8市で運営する、99万市民の健康を守る急性期高度機能病院である公立昭和病院が22年8月、4年間におよぶ工事期間を経てすべての増改築事業を終了した。
公立昭和病院には、作品総数102点・総作家数34名のアートを設置。いのちと真摯に向き合う、また向き合わなければならない人々に、生きる喜びを伝え、生きる力を高めるはげましや、豊かな癒しを贈ることを目的に、地域に拡がる豊かな自然の恵み、そして地域にくらす人々のあたたかい心を組み入れながら、「生命(いのち)の森づくり」をテーマに地域中核病院にふさわしいアートワークを展開した。

地域や病院の場所との関係を大事した作品展開

増改築工事のために、余儀なく撤去しなくてはいけなくなった病院の敷地に咲いていた桜へのオマージュ作品、小金井公園の桜やグリーンロードに咲く花など様々なものをイメージした作品、この施設の利用者にとって見慣れた近くの公園の風景の作品など8市に住むアーティストを多く起用しながら、地域やこの場所との関係を大事にした作品を展開し、親しみを提供することで医療環境に癒しの場を創出。

4年間にわたる継続的プログラム

4年間にわたるアート計画の継続的なプログラムとして、作品完成までのプロセスを公開し、地域住民参加のワークショップを行った。
地域の有用植物を通して人と薬の関係の理解を深める、小平にある都立薬用植物園との地域施設との連携、そして、参加いただいた方の作品を期間限定で病院内に展示等、利用者とアート作品の理解を深めていく活動を行った。

DATA
施設名称
公立昭和病院
建築主
公立昭和病院 病院組合
所在地
東京都小平市
主要用途
病院
完了年度
2010年8月
建築設計
株式会社久米設計
アートディレクション
株式会社タウンアート
アーティスト
多田美波研究所(岩本八千代・渡部克己)、Shelagh Wakely、小西真奈、望月通陽、豊嶋敦史、日出真司、笠原由紀子 他27名
施工
戸田建設株式会社
その他
敷地面積:16533.27㎡、延床面積:50,509.858㎡、病床数:518床

TAGこのプロジェクトの関連ワード